私たちは子どもたちを飯のたねにする福祉屋にはなりたくありません! |
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「う~ん・・・感謝しかない、感謝しかないです」 学園を退所する子どもやその保護者、退所した子どもやその保護者、途中で退所した子ども、学園と繋がっている大人の言葉です。もちろん、このようなきれいごとだけでなく学園に対する怒りの言葉もあると思います。 |
![]() 理事長 藤野 謙一 |
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こうした、「心底貧しくされ、小さくされた者たち(社会にそうさせられた者たち)」の何とも言えない静かな悲痛な叫びを、私たちは常日頃から心で聴いています。涙をこらえながら、踏ん張りながら、何とかしようにも寄り添うことしかできない自分たちの無力さを日々感じています。 私たちは、結局のところ、「生きる喜び」と「明日への希望」を伝えていくことしかできないのかもしれません。「感謝」という言葉や、学園をより所にしてくれることは、うれしいし、励みにもなります。だからこそ、私たちは「出会ったら一生のつき合い」という気持ちで寄り添い続けたいと思います。 そして、「人間の尊厳(かけがえなのない命)」のために闘いつづける使命を果たしていく覚悟をもって、「愛(一人ひとりを大切にする)を実践するキリスト教社会事業」を目指します。その歩みの先には、みんなが尊厳をもった存在として共に生きられる世の中になることを信じています。 |
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令和7年4月1日辞令交付式、新たな仲間と共に |
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2026(令和8)年1月13日で、当法人は創立120周年を迎えます。今一度、キリスト教社会福祉事業の原点に立ち返り、当事者(子ども・利用者・出身者・保護者・職員など)やご支援してくださる皆さまと共に歩んでまいりたいと思います。 |
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2025(令和7)年4月1日 |
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社会福祉法人鳥取こども学園 |