花のある日常
幼い頃から花が好きでした。
小学校のころ、自分のお小遣いで花の種を買って、種袋の絵のような花が咲くのを楽しみに育てたこともありました。その後、いろいろな花に出会いガーデニングを楽しみ、職場にも花を育てて子どもたちや職場の方、地域の方、訪問された方と楽しんできました。
ところで、最近は花の楽しみ方を変えてきています。
それは生活環境の変化によるものですが、自分で育てる楽しみ方は少なくして、どちらかと言えば、育っている花を楽しむ方向にシフトしています。例えば、ウォーキングの時、ドライブの時、贈られた花を楽しむ時などです。この楽しみ方も自由でいいものです。
また、今年は身近な生活空間に生花を飾り続けています。この楽しみ方では、花の組み合わせ、色合い、季節感、生け方等が自分流で楽しめます。
そして、花を生けたら、最後まで花をリメイクして飾りますが、しおれかけた花を水切りして生け直すとピンと元気になった姿に「生命力」を感じる喜びがあります。『ここで楽しませてくれてありがとう』と花との対話も楽しみです。
コロナ禍で、閉塞感が漂う生活環境に、花は大切な働きをしてくれると感じます。そんな花たちに『ありがとう』の言葉を贈りたいなと思います。
ところで、花には『花言葉』があることは、皆さんご存知のことでしょう。
以前に「花言葉」の本を購入していたことを思い出しました。
秋のコスモスの花言葉は「調和」です。色によっても異なりますが、花言葉を思い浮かべながら楽しむのも良いものです。
これからも、新しい花の楽しみ方を見つけて「花を楽しむ日常」を続けたいです。
2021.10.13