リレーブログ | 社会福祉法人 鳥取こども学園

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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  • 第75回 🏃‍♀️『もうすぐ運動会』🥁幼保連携型認定こども園 鳥取みどり園 副園長 山根 愛

     今年度も早いもので半年が過ぎました。この夏は例年以上に猛暑が続きました。そんな中、鳥取みどり園では、涼しい時間帯にプール遊びや夏ならではの色々な感触遊びを楽しんだ子どもたち。プール遊びでは「先生、ワニ歩きができるようになったよ」「もぐれるようになったよ」と得意気な姿を見せてくれました。水が苦手だった子どもも友達と一緒に遊ぶ中で挑戦しようとする姿が見られ、その中で出来ることも増え、「先生、みて~」と嬉しそうな表情の子どもたち。見ている私も近くで成長を見守ることができ、とても嬉しくなりました。9月になっても残暑が厳しく、でも子どもたちはこの暑さに負けることなく、元気いっぱいに過ごしています。


     そして、いよいよ子どもたちが楽しみにしている運動会の時期が近付いてきました。子どもたちの成長をお家の方や地域の方に見ていただく運動会。「こういう所を見てもらいたい」と年長さんは話し合いの中で鼓隊の曲決めからはじまり、楽器決めや障害物の競技内容、リレーのチーム分け、走る順番など決め、毎日練習に取り組んでいます。他の年齢も「これがしたい」と子どもたちの意見をもとに年中さんは『なるこ』年少さんは『ダンス』等の練習に取り組んでいます。今年も広い芝生のグラウンドの中で、のびのびと披露します。ちょっぴり緊張して動かなかったり、涙がでてしまう姿も見られるかもしれませんが、ひとまわりもふたまわりも成長した子どもたちの姿をどうぞお楽しみにぜひ見に来て下さい。

    ※運動会は、10月5日(日)に無事開催いたしました。


    2025.10.17

  • 第74回 🔨『改築工事始まりました』🚧 法人事務局長 山根 章明

    地域小規模児童養護施設の一か所で改築工事が始まりました。
    この施設は当時、児童養護施設本体の定員が常に満床で入所が受けれない状況があり、近隣で賃貸物件を探すも適当な所がなく、それならばと中古住宅を購入し事業を開始した初めての地域小規模児童養護施設でした。ただ、児童養護施設の財政状況は決して余裕がある訳ではなく、銀行借入で資金調達し購入した物件でした。事業開始の2年後、家庭的養護の推進を目的に、地域小規模児童養護施設の増を図るため、賃借料の措置費加算(家賃補助制度)が創設され、あと2年早ければと少しだけ残念な思いがしたのを覚えています。

    話は戻り、子どもたちの仮住まいは法人の使えそうな建物で、夏休み中に引っ越しをして生活しています。完成は来年3月下旬の予定で、春休み中に引っ越しして新年度は新しい家から登校します。

    子どもたちの笑顔が楽しみです。


    2025.09.30

  • 第73回🐣『寄り添うとは...』🐤 法人就労自立支援事業統括所長 竹本 智恵

    マザー・テレサの言葉です。

    立ち止まった時にシンプルにこう考えます。「何のために」ではなく、「誰のために」と。いつでも、中心は子ども達や利用者の方々です。そこがぶれなければ、進んでいけると思っています。そして、目の前の一人のために、とことん寄り添う覚悟を決められるかどうかです。それも、生半可な覚悟では無理だと思っています。

    「出逢ったら一生の付き合い」と覚悟を決める。又は、「覚悟を決めて出逢う」といった丸ごと受け止める覚悟です。私は、そうしてこの道を進んできました。

    最近、私の周りでこの覚悟について考えさせられる出来事が重なっています。これは、常に思いを新たにしなさいという事だと考えます。ですから、そんな思いを文字にしてみました。自分自身を鼓舞するためにも。

    そして、人には〝いつも変わらずそこにいてくれる人〟の存在が必要です。人は、その存在があれば、立っていられます。〝その人〟は、ただそこに居るだけでいいのです。皆、日々孤独と闘ったり、居場所を求めたり、落ち込んだり、笑顔になったり等々、葛藤の中で生きています。 

    私は、〝その人〟になれるように、これからも寄り添い続けたいと思っています。出逢えた事に感謝しながら、微力ですが無力ではないと信じて、今日も進みます。皆さんにも、〝その人〟が変わらず傍にいてくれますように祈ります。


    2025.08.26