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「祝 令和!」
4月に進級・進学し、しらゆりホームの子ども達は全員が中高生のお姉さんばかりになり1ヶ月が経ちました。
みんなが毎日勉強や部活動で忙しく、夕食をホームのみんなで囲むことも少なくなりました。これには、子ども達が成長したことを感じると共に寂しさも感じています。(>_<)
忙しい毎日で、中々みんな集まることはできませんが、そこはしらゆりの子ども達!ひとたび集まるとみんなでわいわい楽しそうに過ごしてます!!(^^)
学校での出来事を直接聞くこともありますが、「あ~、今日も学校だぁ」「部活だぁ」なんて言いつつ毎日学校に行く子ども達を見ると、しんどい中にもきっと充実感やいろいろな楽しさがあるんだろうなと自分の学生時代を思い出して感じたりもします。
(17時を過ぎても閑散としたリビング)
そんななかでの4月後半からの10連休というゴールデンウィークはゆっくりできる良い連休になったんじゃないかと思います。(^o^)
5月1日には新天皇のご即位にともない元号が「平成」から「令和」に変わりました。
「令和」という元号には「日本人、一人一人が明日への希望と共にそれぞれの花を大きく咲かせることのできる日本でありたい」という願いが込められているそうです。子ども達にとってもそんなホームになるよう日々を送りたいと思います。祝 令和!!
2019.06.01
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3月26日、 小学生会の1年の締めくくりの会「進級・進学を祝う会」がありました☆
希望館小学生会では、年に数回小学生と小学生会担当職員が集まり、遊びや体験活動を中心としたグループ活動を行っています。
この日は、フルーツサンドを手作りしました♪(フルーツたっぷりでおいしそう(^o^))
会食しながら、それぞれが、卒業する子へ贈る言葉や来年度の目標などを発表!!
「べんきょうのこと、漢字書き取りのこと、下級生の見本となるように・・・」などなど
それぞれの思いがあるようです(*^_^*)
春は別れと出会いの季節です。
来年度ひとつずつ大きくなった学年でも頑張ろ~!(^^)!
2019.04.15
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先日、希望館のホーム長さんからこんな相談を受けました。
「ホームのダイニングテーブルが古くなり、天板の汚れや傷がひどいので、天板を貼り替えたいのだけれど、いいですか?」と。
家具屋さんに相談したところ、天板の貼り替えよりも新品を購入した方が安く済む、それに、今は軽くて丈夫な物があるからと買い替えを勧められたそうです。けれども、このテーブルは少なくとも13年前から使っているもので、思い入れと愛着が深いものだそうです。天板の汚れ以外は脚のぐらつきも無いし、買い替えではなく、このテーブルを引き続き使っていく「天板の貼り替え」をしたいという考えだそうです。
みんなの思い入れがある大切なテーブル
そして、もう一つこのテーブルを使い続けたい大切な理由がありました。それは、「退所したOBにとって、唯一の思い出の品だから」というものでした。4年前に希望館の児童棟が建て替えられました。その際に食器棚やテレビ台などの調度品もほとんどが新調され、使いやすさや便利さが増しました。
でも、建て替え前に退所した方がホームに「里帰り」すると、自分が入所していたころの建物も調度品も無いことに一抹の寂しさを覚えるそうですが、このテーブルを見て、ほっとした懐かしさを感じるそうです。このテーブルを懐かしみながら囲み、食事や談話することを大切にしたいとの事でした。
そんなホーム長さんの話を聞いて、私は胸が熱くなりました。元は大量生産の市販品であっただろうテーブルが、今ではなくてはならない「希望館オリジナル」の存在となることに感動しましたし、それは希望館が大切にしてきたことを象徴しているなと感じたからです。ですから、天板の修繕に賛同しました。
そんな感動に浸りつつ、改めて今自分が使っている机を見てみました。
私が使っている木製の机は13年前にブロック長を拝命した際にPC業務のために、倉庫の奥から引っ張り出してきた相当古いものです。おそらく昭和中期ごろに使われていたと思われます。引き出しは無く、天板の下に板が一枚渡してあるだけの、シンプルな机です。脚も少しぐらつきます。天板の化粧べニアは劣化して波打ち凸凹ですし、端から反り返って剥がれていくので、何重にもガムテープで補修してきました。なぜか天板と脚のつなぎ目からニスがベトベトと流れ出る時期もありました。(今は流れ出るニスすら枯れ果てたようです)これぞ「希望館オリジナル」だと言えるかもしれません。
その上にPCを置き、業務に励んできました。時には子どもと並んで座って要望書を作り、時には孤独に文書作成に取り組み、・・・色々な思い出が蘇ります。
このボロボロで引き出しも無く、使い勝手の悪い机を見つめていると、ひとつの強い思いが湧き上がるのです。
「あぁ、新しいデスクが欲しいな!」
そういう俗物な自分にへこみますが、これからも、ステキな「希望館オリジナル」を子どもや職員と共に作り上げていきたいと思います。
女子ブロック長・副館長
水野 壮一
2019.03.11