年末から年明けの通所風景② 『てくてくハンドベル演奏会♪』
年末の風景の続きでございます。
今回は、てくてくのクリスマスの様子をご紹介します。
みなさんはクリスマスといえば、何を思い浮かべるでしょうか?
ケーキに、サンタクロースに、プレゼント…なんだかにぎやかそうですね。
そんな中、てくてくには、凛とした音色が響き渡りました。
そうです、タイトルにもある通り、ハンドベルの演奏会を行いました。
準備は2週間前から始まりました。
集まったのは、子どもたち、てくてくスタッフ、そして希望館のセラピストです。
この日は、何度かパートを入れ替えて試しながら、「私はこのパートがいいな」「このパートは○○ちゃんだったらできるかも」と相談しました。
春のそわそわした緊張感はどこへやら、自分の思いを安心して伝えられるあたたかな雰囲気に、てくてくの確かな歩みを感じました。
そして迎えた、クリスマス当日。
部屋を飾り、希望館スタッフを招待し、いよいよ演奏会が始まります。
曲目は、『きよしこの夜』。
本番前の練習はバッチリ!でも、いざ観客を前にすると、なんだかみんなそわそわ…。
どうなるかなと思いましたが、みんなで息を合わせ、てくてくらしい、あたたかみのある『きよしこの夜』を奏でることができました♪
希望館の通所部門てくてくには、週に1回セラピストと一緒に活動する時間があります。
“自分もてくてくの一員なんだ。この遊びにもっと参加してみたい。困ったときには誰かに助けてもらってもいいんだ。自分ってこんなこともできるんだ。”
そんな小さな好奇心や自信の芽が、子どもたちの中でゆっくりじっくりと育っていく時間になればいいなと思いつつ、日々活動に向かっています🌱
ハンドベル演奏会は、そんなてくてくの歩みの1ページになりました。
てくてく』は、「学校に行きにくいな」「人とどう関わったらいいんだろう」などの悩みを持つ子どもたちと、職員が一緒にいろいろな活動に取り組む中で、自分らしさや次の目標を探していく場所です。
今後もてくてくでは、様々な体験活動を通して、子どもたちが経験と自信を増やしていけるよう支援したいと思います。
2025.02.18