子どもたちを見守り・共に
ほんのりと秋の近づきを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年の夏休みも、子どもたちは毎日元気いっぱい!サッカー、鬼ごっこ、キックボード、ケイドロ、バスケットボール、卓球、バドミントン、ドッヂボール等々・・・グランドや体育館などで汗をかきながら楽しんで遊び、過ごしていました。
今回はそんな楽しい遊び場所で、ごく当たり前の物が子どもたちの遊び道具になっている様子をご紹介します!!
まず一番多い物は木の枝、棒。それを集めアニメの影響か戦いごっこなどを始めたりする子どもたちもいたりします。エキサイティングしている時は「危ないよ」と声を掛けることもしばしば。
戦いごっこにはかっこいい刀は欠かせないのでしょう。「その棒、どこにあったの!?」と驚かされるようなものをどこかから見つけてきます。その探索力はきっと将来何かの役に立つ!(笑)。
次に多いのが石です。石がそこにあれば、それを蹴ったり打ったり投げたりするのは子どもの性ですが、どこに飛んでいくのか?とこれも冷や冷やさせられます。
木の枝や棒や石で遊ぶ…ごく自然な遊び方なのですが、見守っている大人は「けがや事故につながらないか」とやきもきしてしまいます。「危ないよ」と声を掛けたり、石を異動させたりして事故を予防しています。
このような「遊びの見守り」を通じて、子どもの頃は当たり前に遊んでいた物や遊び方も、大人という立場では感じ方や捉え方が変わっていくものだなぁ~と、しみじみ感じています。
でも、禁止や管理するばかりが大人の役割ではありません。子どもたちの「面白い、楽しい」という感覚を共有しながら事故やけがを防ぐということが大切になるかと考えます。
そのためには、一緒に汗を流し楽しんで遊ぶという「遊びの輪の中に入って見守る。」スタンスで、安心安全な遊び場所づくりに取り組んでいきたいと、暑かった夏を通じて感じました。
鳥取こども学園希望館
フリー職員一同
2021.09.01