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年末から年明けの通所風景④ 『てくてくお茶会&百人一首大会☆』
このシリーズ最後の風景は、てくてくの年はじめの様子を、しばらくぶりのてくてく通信でお届けします。
年明けからしばらくたち、二月の声が聞こえ始めるころでしたが、1月31日にてくてくのお正月行事として、お茶会と百人一首大会をしましたのでレポートします。
【お正月を味わう】を一月のテーマに掲げ、日本の伝統文化や伝承遊びにふれる活動として体験しました。日々の活動の中で、お茶会でお客様に抹茶をふるまうためにお茶をたてる練習もしました。百人一首も毎日、時間があいたらせっせと句を覚えて練習試合をしたりして、この日をむかえました。
『てくてく』は、「学校に行きにくいな」「人とどう関わったらいいんだろう」などの悩みを持つ子どもたちと、職員が一緒にいろいろな活動に取り組む中で、自分らしさや次の目標を探していく場所です。
今後もてくてくでは、様々な体験活動を通して、子どもたちが経験と自信を増やしていけるよう支援したいと思います。
2025.02.18
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年末から年明けの通所風景③『分校分教室とんど&百人一首大会!!』
さて、年を越しました。
新年を迎え、気持ちも新たに登校を再開した生徒児童たちと行った新年1発目の行事は【とんど&百人一首大会】です!
当日は朝から、子どもも大人も会場準備と昼食準備に分かれ、協力して準備を進めました。
会場には立派な焚き場が!
昼食のふるまい用に豚汁・お餅(焼餅やぜんざい)・おにぎりが!
用意できました。いよいよとんどの始まりです。
事前に授業で書いていた書初めも一緒に焚き上げます。記念撮影パシャ☆
年男年女で火入れです。どんどん大きな火が上がっていきます。
それではみんなでふるまい(昼食)を「いただきまーす!」
会場には分校分教室の生徒児童教員だけでなく、通所『てくてく』の子どもたち、鳥取こども学園内の職員たちも大勢集まってくれました。東中本校から校長先生も来てくださいました。
お腹一杯になった後の午後からは、百人一首大会です。
正月明けから当日まで、生徒児童教員スタッフで練習を重ねてきた成果を発揮する時が来ました!班に分かれてのチーム戦です。映画にもなった『ちはやふる』さながら、1行目の読み出しで札をとる人も。思うように取れず涙する人もあれば、思いがけず取れてはにかむ人もいました。
教科書に向かっているだけでは見られない悲喜こもごもの表情が見られた一日でした。
鳥取こども学園希望館通所部門 東中学校のぞみ分校と修立小学校分教室は、福祉、医療、そして教育が力を合わせる中で、福祉を必要とする子どもたちの「伴走者」であり続けたいと思っています。
2025.02.18
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年末の風景の続きでございます。
今回は、てくてくのクリスマスの様子をご紹介します。
みなさんはクリスマスといえば、何を思い浮かべるでしょうか?
ケーキに、サンタクロースに、プレゼント…なんだかにぎやかそうですね。
そんな中、てくてくには、凛とした音色が響き渡りました。
そうです、タイトルにもある通り、ハンドベルの演奏会を行いました。
準備は2週間前から始まりました。
集まったのは、子どもたち、てくてくスタッフ、そして希望館のセラピストです。
この日は、何度かパートを入れ替えて試しながら、「私はこのパートがいいな」「このパートは○○ちゃんだったらできるかも」と相談しました。
春のそわそわした緊張感はどこへやら、自分の思いを安心して伝えられるあたたかな雰囲気に、てくてくの確かな歩みを感じました。
そして迎えた、クリスマス当日。
部屋を飾り、希望館スタッフを招待し、いよいよ演奏会が始まります。
曲目は、『きよしこの夜』。
本番前の練習はバッチリ!でも、いざ観客を前にすると、なんだかみんなそわそわ…。
どうなるかなと思いましたが、みんなで息を合わせ、てくてくらしい、あたたかみのある『きよしこの夜』を奏でることができました♪希望館の通所部門てくてくには、週に1回セラピストと一緒に活動する時間があります。
“自分もてくてくの一員なんだ。この遊びにもっと参加してみたい。困ったときには誰かに助けてもらってもいいんだ。自分ってこんなこともできるんだ。”
そんな小さな好奇心や自信の芽が、子どもたちの中でゆっくりじっくりと育っていく時間になればいいなと思いつつ、日々活動に向かっています🌱
ハンドベル演奏会は、そんなてくてくの歩みの1ページになりました。てくてく』は、「学校に行きにくいな」「人とどう関わったらいいんだろう」などの悩みを持つ子どもたちと、職員が一緒にいろいろな活動に取り組む中で、自分らしさや次の目標を探していく場所です。
今後もてくてくでは、様々な体験活動を通して、子どもたちが経験と自信を増やしていけるよう支援したいと思います。
2025.02.18