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今週日曜日、月曜日の大寒波、鳥取市も25年ぶりに真冬日を観測しました。とはいえ、車が立ち往生する程の大雪を恐れていましたが、いい意味で予想を裏切られました。
今日は気温が10℃を超え、鳥取市内は完全に雪が溶けてしまいました。
過ごしやすさのことを考えると喜んでいいのですが・・・。
鳥取こども学園は、施設全体でどこかに旅行に行くということは、10数年していません。小舎制の各ホーム単位で、各ホームの子どもと担当職員が話し合って、行き先を決めます。遊園地に行ったり、キャンプに行ったり、海水浴に行ったりなどなどしています。この時期は数ホームが、スキーやスノーボードをするため、毎年ゲレンデに行っています。
暖冬ということで、鳥取県東部にある若桜氷ノ山スキー場も、本来であれば昨年の12月19日にスキー場開きの予定でしたが、積雪が足りず、先週末の20日にやっとスキー場開きとなりました。それでも昨年のこの時期の半分の70cmしか積雪がないようですので、このまままた雪が降らなければ、例年より早く2月に閉じてしまうのではないかと心配しています。子どもたちも楽しみにしているので、「ゲレンデ『には』雪が降って下さい」というのは都合のいいお願いでしょうね。
実は、私も一緒に行くホームもありますので、楽しみにしています。
(学園の主任)
2016.01.28
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「歯磨きしてお風呂に入ろう。」
かつらぎの家での夕食後のいつもの光景です。
でも、その日はいつもと違うことが一つありました。
ぴんぽーん♪
お客さんです。
桂木地区での行事の日時や内容を伝えにきていただいたようです。
小さい子も職員もお風呂場におり、気が付いておりません…
「さぁ髪を乾かそう。」
そんな中、お客さんが来ていたことを知らせてくれる子がいました。
その子はしっかりお客さんの伝言のメモをとってくれていました。
待たせてはいけないと、よほど焦っていたのでしょう。
そのメモは学校からもらった手紙の封筒の裏に丁寧に書かれていました。
メモまでとってくれていたことに感謝を伝えると、
「(メモくらい)とるし。」
と何事でもないように話していました。とっても些細で、当たり前のことかもしれません。
ですが、地域で生活をさせていただき、
共に地域をつくっていくことそのものが子どもの育ちにつながると感じられるエピソードでした。
多くの方々に支えられて、今を、未来を築かせていただいております。
至らない点も多いのですが、今後とも末永くよろしくお願いいたします。
2015.11.12
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先日の昼食準備をしている時の事
「今日は何作る?」
といつものようにカウンター越しに職員の観察開始する子どもたち「何を作るか当ててみて」と私。
冷蔵庫の中から鶏肉、人参、玉葱、パプリカ、しめじ、とご飯を出すと…それを見て、二人の子が「親子丼」
「チャーハンだな」
想像を膨らませています。「人参のその切り方はチャーハンだなぁ」
「玉葱がみじん切りだから丼は違うなぁ」
といつも見てるだけあって大人も顔負けです
大人気なく答えを言わない私。
具とご飯を炒め、ケチャップを冷蔵庫から出したタイミングで「チキンライス!」
「オムライス!」
さらに、卵を出して「な〜んだぁオムライスかぁ〜(^^)」
そして美味しく昼食をいただきました。
毎日の様に大人の食事作りを観察している事が知らず知らずの間にいろんな事を学んでいるのだと感じたエピソードでした。
このように、地域小規模児童養護施設では日々の生活一つ一つを大切にしながら子どもたちと共に育ち合っています。
2015.10.05