つくしを横目に見ながら | 社会福祉法人 鳥取こども学園社会福祉法人 鳥取こども学園

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こども学園ブログ

つくしを横目に見ながら

つくしからの春の誘いを横目で見送りながら、朝早くから近くの目的地までお出かけです。
曇り空の中、今日は鳥取マラソン。
大人のボランティアに付き添っての参加です。

まずは、頑張っている選手に届ける、エールを込めたお水の準備です。
「コップの3分の1…」「コップの3分の1…」と呪文のように繰り返しながら注ぎます。
雨がコップに入らないかを心配しながら選手を待ちます。
「雨がコップに入ったら重たくなっちゃう。」
穏やかな時間が過ぎていきます。

パトカーが通り、白バイが通り、慌ただしくなってきました。
そこへトップの選手がやってきました!
遠くで見る選手たちのことをゆっくりだなぁと感じていた次の瞬間、全速力だと思うほどの速度で風とともに去って行きます。
選手のスピードに負けて、準備したお水はコップに留まることができず、子どもたちに向かって飛んできます。
あまりの速さと驚きに顔を見合わせて笑い、キラキラした目で世界を見つめています。

休憩の合間に、選手しかもらえないうどんを味見させていただいたりと、地域の人たちからは優しい声を掛けて頂きました。
そして、一緒になって最後の選手が通り過ぎるまで声を張り上げて応援しました。
最後まで「ありがとう」をたくさんもらいました。

選手たちに負けないくらい疲れ切ったすがすがしい帰り道。
この道の先は、子どもたちにはどのようにみえていたのでしょうか(* ^o^ *)


2018.03.19