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3月になり周囲は卒業シーズン真っ只中ですが、スマイルにも退所を控え慌ただしい日々を過ごしている子どもたちがいます。
先日、退所後に生活する物件を探すため職員と不動産屋を巡りました。
初めてのアパートの内見に少し緊張気味でしたが、いざ部屋に入ると「ベッドはこのあたりに置きたいな。」「テレビは大きいのがいいからこの辺かなぁ?」など、新生活のイメージにテンションが上がる場面が見られました。
一方、「お風呂とトイレが一緒だぁ・・・。」「キッチンがIHじゃない・・・。」と今までのスマイルの生活とは異なる様式に戸惑う場面もありました。今後の生活についても、「退所後も定期的にご飯を食べに来たい。」「お金はまだスマイルで管理して欲しい。」など要望も沢山あるようです。
子どもたちからすると、初めての一人暮らしに期待が膨らむと共に不安も大きいように感じました。退所までは残り一か月ですが、今後も関わりがなくなる訳ではありません。
学んだこと、培ったことを糧に皆、新たな新生活を楽しんでいけるよう今後も応援していけたらと思います。
2021.03.11
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ご存知の通り、昨年の年末から今年のお正月にかけて、鳥取市は久々の大雪に見舞われました。あたり一面、白銀の世界。他県から来ている寮生は、人生初の大雪を見て、本当に喜び庭を駆け回り、雪を見慣れた寮生は、こたつで丸くなっていました。
12月30日の夜から降り始めた雪は、フレンドの駐車場に積もり15cmくらいになっていました。それを見た職員と来寮中のOBで雪かきをすることに。その時、職員の「かまくら作れるのでは」の一言に、「つくろう!!」と。そこから寮生みんなを巻き込んでのかまくら作りが開始されました。
30日の夜、31日の朝に雪かきした雪を駐車場に集めて、雪山を盛りに盛りました。31日の午後からかまくらの中を掘っていき、1月1日の元旦には完成しました。写真ではわかりづらいかもしれませんが、大きさは高さ2m以上、幅3m、奥行き5mと軽自動車より大きいかまくらができました。
1月3日に崩すまで、かまくらの中にライトを持ち込んだり、ジュースを飲んだりしました。コロナ禍で、なかなか外出のできない中でしたが、あんなに大きなかまくらを作った!と思い出に残る年末年始となりました。
2021.02.10
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今回、報告が遅くなりましたが、夏の最後にささやかな花火大会をおこなった報告です。
メンバーはスマイルの寮生たちに加えフレンド・スマイルのOBも参加しました。
場所はスマイルの駐車場のため打ち上げ花火等もなく手持ち花火のみでしたが、
コロナ禍の自粛生活で何もできなかった夏を取り返すかのように楽しんでいました。
夕食がたまたまタコ焼きだったため、「祭りに行きたかったな。」
「海も行きたかったね。」と自粛生活の寂しさを感じさせる言葉もちらほら・・・
それでも、小さな楽しみの中で笑顔を見せてくれる子ども達・・・
先の見えない不安に疲弊する職員も感謝する一日となりました。
2020.11.04