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5月23日にスマイルのOB、Mさんが鳥取スマイルに来寮されました。
滋賀県から5時間かけてバイクでやってこられました。
コロナも落ち着いたことで、鳥取にこられたのは5年ぶりでした。
Mさんは、当時は鳥取スマイル、いろいろあって鳥取フレンドで生活されていました。
その後退寮され、県外で生活されています。
寮生に自己紹介の後、夕食を。
今生活している寮生とMさんとは、全く面識はなかったですが、Mさんが生活していた当時のエピソードを寮生、職員と一緒に笑いあって話しておられました。
その後、鳥取にいるOBもMさんに会いに来られ、今だから言える当時の想いなどをざっくばらんに話されていました。
また、Mさんが何気なく言われた「俺、実家が無いけん。ここが実家かな。」という言葉がとても印象的でした。
翌日、当時一緒に生活していた徳井さんとランチ、田村統括寮長とドライブ&宇部神社へ。
≪徳井談≫
「体がまた成長したのでは…?!とランチを一緒にしながら、ふと思いました。M君も『でも、俺そんなに食べてないけど…(笑)』と冗談を交えて楽しいランチでした。ランチも終わり、フレンドに来て思い出話。久しぶりにM君に会って心と体の成長を感じました。」
≪田村談≫
「おみくじ引いたら『小吉でした、、、。』。M君っていう感じです。当時はいろいろあったけど、今こうやって出会えることで救われる思いがあります。とても気持ちや心が優しい彼なので何とかやっていけると信じています。」
Mさんは、帰られる前に、「一宿一飯の礼だから…」と、スマイルの食堂のドアノブを直していってくれました。本当にありがとうございました。
6月に八頭町にある竹林公園で自立援助ホーム部門OB・OGとバーベキューを企画しています。
Mさんも「滋賀県から参加したい!でも仕事が…」とうれしい言葉を下さいました。Mさん、8月のお盆にまたお会いしましょう!
MさんとMさんの愛車に嬉々として乗る田村さん。
2023.07.06
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はればれとして2度目の夏を迎えようとしています。
職員は日々悩んでいます。
開設し、まだ1歳半程度の自立援助ホームで若者の自立の支援が正しくできているのか。。。
そんなある日
開設当初から入所しているKさん。
毎日仕事を頑張っており、夏の一人暮らしを目標にしていました。
Kさん、自分の通帳を見ながら「今、通帳に残高が○○円あって、〇日には○○円がケータイ代と保険料で引き落とされるから○○円入れとかんと」
職員「そうだね。入れておかないと困るね」
Kさん「今月は給料が○○円入るからお金をこっちの通帳に入れとくわ」
職員「すごい!入所したころは『これどうしたらいい?』『どうする?』ばかりだったのに、そんなことができるようになったの?」
Kさん「こんなの当たり前」
職員「大人になったね」
翌日、職員がホーム不在時に来客。
Kさんがチャイムを聞き出迎える。
Kさん「どうぞこちらでお待ちください」と言い、リビングへ。
Kさんから職員に「お客さんがきてるからリビングに通してるよ」とLINE
職員急いでホームの戻るとKさんは「じゃあ、いってきます」と出勤
お客様「さっきの子がとても丁寧に対応してくれて、おまけにテーブルまできれいに拭いてくれてました。感動しました。よい教育されてますね」と。
正直なところ、はればれは来客時の対応など教えていません。
本当は社会に出るに当たってしっかり教えた方が良いのかもしれません。しかし。Kさんの自発的な対応には驚きと感動でした。
また翌日
職員「お客さんがKさんの丁寧な対応にとても感動してたよ。テーブルもきれいに拭いてくれたって。ほんと大人になったね!」
Kさん「テーブル拭いたのは自分が
朝ごはん食べたときにテーブルにお茶をこぼしたままにしてたからだよー」
急成長で大人になっていくKさんでした。
2023.07.06
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自立援助ホームはればれが開所し、1年が経ちました。
振り返ってみると入所者も職員も手探り状態でした。
4月、皆で話し合いの場を開きました。
1年間を入所者と職員で振り返り、新しく始まる1年に期待を込めた意見交換の場です。
お菓子やジュースを用意し、皆ではればれの生活について時に真剣に時に笑いが交じりながら話し合いました。
入所者全員今の生活について感想や配慮してほしい点など自主的に意見を出し、安心に生活するため方法を考えました。
また、今年こそは皆で楽しくパーティーしたり、遠くに出かけたいなと考えています。
暖かく素晴らしい会でした。
2023.05.31