学園からのお知らせ | 社会福祉法人 鳥取こども学園 - Part 56社会福祉法人 鳥取こども学園 | Page 56

社会福祉法人 鳥取こども学園は、キリスト教精神にもとづいて創立されました。その基本理念は『愛』です。

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  • ♣ 山菜摘みに行きました ♣.

    5月13日(土)土曜学校のみんなで山菜摘みに行きました。

     土曜学校は、創立以来続けられてきた日本キリスト教団鳥取教会の教会学校・鳥取こども学園分校です。

     だいたい月に2回のペースで土曜日の14:00に集まった子どもたちで礼拝と交わりの時を持っていますが、参加メンバーは幼児、学童を中心に10~30人の参加・出席があります。

     土曜学校のスタッフには、鳥取教会から派遣の教会学校教師が加わってくださり、この日は数少ないお出かけ行事でした。参加者は、子どもと大人合わせて40人。それぞれ学園、希望館、乳児部の公用車に分乗して八東フルーツ観光園に赴きました。

     山菜を摘むには少し遅く、メジャーな「わらび」や「ふきのとう」「たらの芽」は時期を過ぎていましたが、実は、山菜は他にもいっぱいあります。それを子どもたちに案内してくださるのは、フルーツ観光園で梨園を経営する中屋さんです。この日はなんと、中屋さんの誕生日でもあり、みんなで♪ハッピー・バースデイ♪を歌ってお祝いしました。

     中屋さんとは鳥取県の農福連携事業で知り合い三年前からお世話になっていて、この日も農園事務所棟裏の河川道路端に生えている「あさつき」「くず」「よもぎ」「こしあぶら」「のびる」を教えてもらい、みんなで穫って天ぷらにしていただきました。

     ちょっぴり苦い大人の味。でも、摘みたての「よもぎ」「くず」はほとんどクセがなくあっさり味で、普段野菜をなかなか食べない子どもたちも、パクパク美味しそうに沢山食べていました。中には、カレー塩や抹茶塩を準備してきている小学生もいて、みんなで春の味を堪能。

     少し霧雨交じりのあいにくの天候で、公園での遊びは短縮しましたが、気温は丁度良い感じで楽しく過ごし帰ってきました。

    自然の恵みに感謝!


    2017.05.23

  • 鳥取ライオンズクラブ お菓子作り.

    4月23日に鳥取ライオンズクラブの皆さんと、中国電力鳥取支社にてお菓子作りを行いました。

    グループに分かれ、パンケーキ・ミニアイスとフルーツを作りました。

    職員、ライオンズさんの見守りのもと各々が分担して材料を切ったり、小麦粉をふるいにかけるなどおかし作りを楽しみました。グループによって盛りつけの仕方が違っており、それぞれの個性が光っていました。試食の時には同じグループ、もしくはブロック同士でテーブルに座り、手作りおかしの感想を伝え合って親睦を深める姿が見受けられました。

     

    試食後には中国電力の営業所長さんより電気の仕組みについてミニ講義をしていただき、普段何気なく使っている電気のことについて学ぶことができました。

    ありがとうございました。

     


    2017.05.02

  • CAPTA「いのちを考える音楽会」5月13日.

     「教育家族」による凄まじい虐待のサバイバー、ソプラノ歌手 村上彩子さんの命の歌と語り「いのちを考える音楽会」の御案内をします。
    日 時
     平成29年5月13日(土) 13:00開場 13:30開演 16:00終演
    会 場
     カウベルホール(メインホール) 東伯郡琴浦町 0858-53-1516

     5月5日子どもの日から5月12日まで、児童福祉週間です。
      児童相談所の子ども虐待対応件数10.3万件、虐待死事件が5日に
    1人、不登校小中学生12.3万人・高校生7万人、ニート引きこもり推定70万人、DV10.2万件、という数字を見ても、日本の子どもたちは今極めて困難な状況に置かれています。川崎市や寝屋川市の中一少年殺害事件のような居場所のない浮遊する子どもたちの被害・加害事件も後を絶ちません。

     そのような中で、昨年6月3日施行の改正児童福祉法では、1989年11月20日国連で採択され、1994年5月に日本が批准した「子どもの権利条約」で言う「子どもの権利」、「最善の利益」、「意見表明権」などが児童福祉法の第1条、第2条に規定された意義は大きい。今まで「親権」は民法で規定されていたが、子どもの権利が日本の法律に初めて規定されたのです。

     ソプラノ歌手村上彩子さんは、「教育家族」による凄まじい虐待のサバイバーです。今では国際的にも活躍されている村上さんは、教員の両親から、特に父親の暴力を含む被虐待の当事者としての叫びを歌と語りによって、私たちの魂に響き渡る深い感動を与えてくださいます。

     死線をさまよいながら両親と決別し、働きながら東京芸術大学声楽科に7度目の受験で合格されるまでの挫折と絶望を乗り越えられた命の歌と語りは、私たちに改めて命の大切さを問いかけます。

    村上彩子オフィシャルページ

    村上彩子Facebook
    いのちを考える音楽会御案内 パンフレット PDF

    社会福祉法人鳥取こども学園常務理事・全国児童養護施設協議会会長
     藤 野 興 一


    2017.05.01