子どもの言い分
先日、子どもが、大人をおもちゃで叩くことがありました。
そのことだけをみると、叩くことはダメ!と思いますし、そう注意しました。ただ、それだけでは、子どもにとって怒られただけで終わってしまいます。子どもの言い分を聞いてみようと思い、話をしました。
「どうしたの?なにがあったの?」
「叩きたかった」
「叩きたかったの?それってこの間一緒にした、
戦いごっこがしたかったってこと?」
「うん」
「じゃあさ、そういう時は戦いごっこしよーって言ったらいいと思う。
そうしたら、相手は、いいよ!って言ってくれると思う。言える?練習しようか」
「戦いごっこしよー!」
「いいね!いい感じ!そう言ったら相手も嬉しいと思う」
戦いごっこがしたくて叩いたことが分かりました。そして、叩く前に説明と相談をしてほしいことを伝えたら、分かってくれました。
日常生活を送るなかで、自分の余裕の無さや忙しさから、子どものよくない行動を見ると、ついつい頭ごなしにダメ!と言ってしまいがちです。その裏にある子どもの想いや、伝えたいことがあることを忘れてはいけないなと、改めて思いました。
2024.10.09