大切な時間
12月に入り、年末が近づき、今年も終わろうとしています
最近、時間が速く経つと感じるようになりました。時間の経過をどう感じるかは心理学で「時間評価」と呼ばれるものがあるそうです。心的時計というものがあり、これが実際の時計よりも速く進むと「まだ1時間しかたっていない」と感じ、心的時計が遅く進むと「もう1時間過ぎた」と感じます。子どもには待ち遠しい行事が多いのに対して、大人になると慣れ親しんだ刺激の少ない出来事ばかりのため、時間経過に注意を向ける回数が減り、その分時間の進行が速く感じられるそうです。(参考URL:大人はなぜ時間を短く感じる?: 日本経済新聞 (nikkei.com))そのためか、大人になると1年があっという間に感じるなと思っていましたが、支援センターに来所する子どもから1年が早かったという声をきくと、実際のところ時間の流れの速さの感じ方はみんな同じなのかもしれません。特に今年はコロナウイルスの影響を受け日々の生活をいろんな制約を受けています。そのような状況で子どもも大人も一生懸命日々を過ごしていることには変わりがないのかなと思うと、過ぎる時間の速さの感じ方は同じなのかもしれません。
この1年はコロナウイルスの影響でたくさんの我慢をする日々だったように思います。
その分、日々変わらず健康で過ごせたことや支援センターに来てくださる方と変わらずお会いできることの大事さをとても感じた1年だったなと思っています。
来年も来所された方々と関わらせてもらいながら、日々の生活を大事にし、心が少しでもほっとできる時間を共有させてもらえたらと思っています。
今年1年ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。
2020.12.17